エストニアでビジネスを始めるとすれば、どんな分野にチャンスがあるのでしょうか。
今回は、タリン最大の不動産会社1Partnerさんにお邪魔して、会社のオーナーであるTanel Tarum(タネル・タルム)さんにエストニアの不動産分野のビジネス事情とその魅力についてお話を伺いました。
タルム氏:1Partnerはタリンで最も大きな不動産会社で、私ともう1人のパートナーの2名がオーナーです。お客様にご提供しているサービスは、大きく分けて以下の3つがあります。
タルム氏:タリンで販売されている不動産の取得価格は、アパート物件で€50,000〜€200,000、ビル内のオフィス物件ですと€200,000〜€1,000,000、ビル1棟で€1,000,000〜€3,000,000といったところです。 単価は、1平米あたりオフィスやビルで€1,000〜€2,000、新しいアパートは郊外で€1,700〜2,300、中心部で€2,500〜€3,500がおおよその目安です。
タルム氏:まず、ヨーロッパの首都としてはまだまだリーズナブルな価格だということです。次に税制です。エストニアには不動産にかかる税金がありません。また、相続税もありません。
外国からの投資は主にロシアとフィンランドからが多いですが、彼らはまずエストニアに会社を作り、この税制を最大限に活用してビジネスを行っています。
他に魅力を挙げるとすれば、価格が比較的安定しているという点です。タリン中心部の物件は販売するときにそれほど値下がりしません。リーマンショックの時ですら、旧市街は値下がりしませんでした。利回りと立地をうまく組み合わせると、効果的な投資が可能と言えます。
タルム氏:一般的なアパートですと4〜7%、オフィス物件は6〜8%、ビル1棟だと7.5%〜8.5%くらいです。その他、工場や倉庫といった物件もありますが、利回りはビルと同程度です。
1Partnerは、不動産評価について、銀行、政府、裁判所に対して不動産評価報告書を作成する資格を保有しています。 我々の投資アドバイスサービスは、不動産投資の前に、詳細な投資計画の策定やアドバイスを行うことができます。
タルム氏:1Partnerアドバイザーサービスでは、マネージメントサービスを提供しています。マネージメントサービスをご契約いただくと、家賃の回収、メンテナンスなどの物件管理サービスを提供します。費用は家賃の10%です。
タルム氏:1Partnerでは、日本の皆さんにエストニアの不動産マーケットの魅力を知っていただくための不動産投資セミナーを実施することができます。もし、エストニアの不動産にご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、1Partnerのホームページに英語でお問い合わせいただくか、日本語でESTLANDINGさんへお気軽にお問い合わせください。リクエストにできる限りお応えしたいと思います。
・固定資産税ゼロ、相続税ゼロ
・ヨーロッパの首都にしてはリーズナブル
・中心部は価格変動が小さく資産価値が高い
物件 | 販売価格 | 1㎡あたり | 利回り |
---|---|---|---|
アパート | €50,000〜€200,000 | €1,700〜€3,500 | 4〜7% |
オフィス | €200,000〜€1,000,000 | €1,000〜€2,000 | 6〜8% |
オフィスビル1棟 | €1,000,000〜€3,000,000 | €1,000〜€2,000 | 7.5〜8.5% |
工場・倉庫 | €1,000,000〜€3,000,000 | - | 7.5〜8.5% |
最後にタルム氏オススメのオフィスビル物件を紹介します。
ムスタマエ通りに面した8階建てのオフィスビルが€3,200,000で売りに出ています。月間約€20,000、年間約€240,000の家賃収入がありますので、利回りは約8%です。
この物件の場所は、旧市街から車で5分程度、近くには富士通エストニアのオフィスもあります。
ご興味のある方は、ESTLANDINGまでお気軽にお問い合わせください。資料をお送りいたします。
また、現地見学のご要望にも対応いたします。ヨーロッパへのご旅行のついでにお気軽にタリンにお立ち寄りください。
いかがでしたか?
固定資産税も相続税もないエストニアで、日本の皆様も不動産事業を始めてみませんか?
1Partnerさんの不動産情報については、今後もこのブログで発信していきたいと思いますので、ESTLANDINGホームページのチェックをよろしくお願いいたします。